2021年の立春は2月3日。まだまだ寒い日が続きますが、
土の下では植物が新しい芽を出し成長の準備をはじめています。
人間の身体も暖かくなると新陳代謝が活発になり、目覚めていくような気がします。
そんな初春にぴったりな食材はやっぱり山菜や野草です。
今回は、えぐみが少なく調理が簡単なうるいとセリを使ったおひたしを作りました。
普通のおひたしにくろもじ茶を少し加えるだけで、山菜のえぐみや苦味がまろやかになり、ハーブのようなくろもじのほのかな風味が引き立つ一品になりました。
とても簡単ですので、是非お試しください。
■材料:
うるい
セリ
くろもじ茶
出汁醤油
■作り方:
1.うるいとセリの下処理をする。
うるいは、洗って汚れを落とし、葉と茎に分けておく。
セリは根がきれいな場合は泥をよく洗い流せば食べられます。
根が古くなっている場合は切り落としてください。
2.熱湯に塩を一つまみ入れて沸かし、
まずセリの葉を手で持って根の方をお湯に入れ立てるようにして茹でます。
15秒ほど根を茹でたら全体を鍋に入れて5秒。
合計20秒ほどで火が通ります。火が通ったら素早く氷水につけて粗熱を取り、巻きすや手で水気を絞ります。
うるいも同じく塩を入れた熱湯で茎を10秒、葉を3秒茹でたら氷水で粗熱を取り、巻きすか手で水気を絞ります。
3.お好みの出汁醤油やめんつゆ、白だし等を、よく煮出したくろもじ茶で1:5くらいの割合でうすめ、お好みで味を調整してください。
4.よく絞って水けをきり、一口大に切ったうるいとセリに出汁をたっぷりかけてお召し上がりください。
Comments